【2023】アメリカのCPI発表日時一覧

2023年12月16日

2023年のアメリカCPI発表日時一覧

2023年も引き続き、アメリカの消費者物価指数(CPI)が注目を集めそうですね。CPIの動向次第でドル円相場やアメリカ株が大きく動きやすい状況ということでいつ発表されるか気になっている方も多いと思います。

そこで、2023年もアメリカのCPIの発表日時をまとめました。

2023年 アメリカのCPI発表日時一覧

下表が一覧表です。注意点はアメリカはサマータイムがあるので3/14からは発表時間が日本から見ると1時間早い21時半になるということですかね。発表日は毎月10~14日の間のいずれかの日となっています。

また2023年の注意点としては当サイトでは「サマータイム制度廃止」をあげていましたが、どうやら下院で採決すらされずに期限切れとなったため通常通り11月から冬時間に切り替わるそうです。

次回の発表

2024年の発表日は別記事に載せました。

12月発表の結果(12/12発表)

発表されました。

CPI 前年同月比:3.1
CPI 前月比:0.1
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:4.0

11月発表の結果(11/14発表)

発表されました!

CPI 前年同月比:3.2
CPI 前月比:0.0
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:4.0

10月発表の結果(10/12発表)

9月発表分に続きアメリカ版コアCPIが下がってきましたね。5.0%を4か月連続で切ってきました。個人的にはコアCPI4%を下回る可能性がかなり高くなってきたので、かなりポジティブな印象を持ちましたが、結構悲観的な見方も多いようですね。確かにインフレ率2%台の達成は困難かもしれませんが、ディスインフレに苦しんで対策のしようがないコロナ前の状況に比べると高インフレは政策金利である程度はコントロールできるというところが見えてきたのでポジティブにとらえてもいいのではと思っています。あくまで個人の見解ですが。

CPI 前年同月比:3.7
CPI 前月比:0.4
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:4.1

9月発表の結果(9/13発表)

8月発表分に続きアメリカ版コアCPIが下がってきましたね。5.0%を3か月連続で切ってきました。

CPI 前年同月比:3.7
CPI 前月比:0.6
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:4.3

8月発表の結果(8/12発表)

7月発表分に続きアメリカ版コアCPIが下がってきましたね。5.0%を2か月連続で切ってきました。

CPI 前年同月比:3.2
CPI 前月比:0.2
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:4.7

7月発表の結果(7/12発表)

6月発表分に続き下がってきましたね。アメリカ版コアが5.0%切ったのは良いニュースだと個人的には思います。

CPI 前年同月比:3.0
CPI 前月比:0.2
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:4.8

6月発表の結果(6/13発表)

前月発表分より下がってきましたね。

CPI 前年同月比:4.0
CPI 前月比:0.1
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:5.3

5月発表の結果(5/10発表)

ほぼ事前予想通りの結果となりましたね。

CPI 前年同月比:4.9
CPI 前月比:0.4
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:5.5

4月発表の結果(4/12発表)

発表されましたね。CPIは下がったもののコアCPI(前年同月比)が3月よりもわずかに上がっていますね。予想値からは大きくずれてはいないと思います。

CPI 前年同月比:5.0
CPI 前月比:0.1
アメリカ版コアCPI(食料・エネルギー除く) 前年同月比:5.6

9月発表分までのCPI推移

2023年9月発表分までのアメリカCPI(前年同月比)の推移をグラフにすると下図のようになり、2022年6月をピークに下落トレンドが続いていましたが、最近また食料品や原油の影響で上昇してきているようです。

アメリカ版コアCPIの推移(前年同月比)

アメリカ版コアCPIの方は2022年の9月にピークをつけその後、下落トレンドが続いていました。しかし、2023年3月から下げ止まり傾向となりました。この下げ止まった値が前年同月比で5.5%と高い値だったため、FF金利もこのレベルまで上げないといけないという見方がありました。一方、6月発表のコアCPIは5.3%と5.5%を割ったのでさらに下がっていくトレンドに転換したという見方もあります。ここら辺は解釈が難しいので意見の割れるところですね。9月発表分で3か月連続で5.0%を割ったため、下落トレンドが続くと解釈する人が増えてくるかもしれません。

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