箱根駅伝 2区 権太坂を標高断面図で解説

2022年11月12日

箱根駅伝の2区と言えば、「権太坂(ごんたざか)」という単語が何回も連呼されますが、実際どの程度の坂なのかイマイチわかりませんよね。そこでグラフを使って解説します。

権太坂は緩やかな上り坂がだらだら続くイメージ

テレビの解説とか聞いていると権太坂が凄い急坂のように感じるかもしれませんが、映像で見ると普通の坂に見えますよね。実際の標高断面図で見ると下図のようになります。

箱根駅伝2区の権太坂と呼称される区間は図で言うと①~②の区間ですがそこまで急な坂ではありません。ただ坂の距離が長く上り坂が1km以上続くことと、2区の後半に入った13km付近から始まるためランナーにとってはキツイと感じる坂であることは間違いないでしょう。

宮益坂の方が傾斜は急

そもそも、箱根駅伝2区の権太坂は江戸時代に使われた権太坂ではなく、国道1号線という幹線道路のためにつくられた傾斜が緩やかになっている道なので急な坂なわけがないのですが、わかりやすく比較するために渋谷の宮益坂との比較グラフを作成しました。宮益坂の方が急な坂であることが分かっていただけると思います。

箱根駅伝2区での様子

読売新聞社のTwitterでの写真を紹介します。

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Posted by Nao