【Copilot】会話のスタイルがなくなる
職場向けのCopilotで以前は選べていた会話のスタイル「創造的に」や「厳密に」が2024年7月頃のアップデートから選べなくなって戸惑っている方が多いようなので解説します。
会話のスタイルを選ぶ必要がなくなって便利でしょ!?
日本マイクロソフトのSNSアカウントなどでは特にアナウンスされていないですし、販売代理店のSNSなどでも特にアナウンスされていないため、一般ユーザーで知っている人は少ないようですが、マイクロソフトの公式サイトのFAQには会話のスタイルは選ぶ必要がなくなったと明記してあります。マイクロソフトの公式サイトに記載されていることを意訳すると「より直感的でシンプルなユーザーエクスペリエンスを実現するため、会話の開始時にユーザーがトーンを選択する必要がなくなりました。もちろん、ユーザーはいつでも、Copilotに希望するトーンで応答してほしいことをプロンプトで示すことができます。」とのことです。
Why can I no longer select conversation tones when using Copilot?
Users no longer need to select a given tone when interacting with Copilot. To create a more intuitive and simplified user experience, we’ve removed the need for users to select a tone at the start of their conversation. Of course, users can always indicate in their prompt that they’d like Copilot to respond in a desired tone. For example, a user can ask Copilot to respond in a professional and concise tone when drafting a work-related email or in a friendly and humorous tone when simply chatting about something fun.
マイクロソフトの公式サイトのCopilot FAQより引用
要するに会話のスタイルを選ぶタブはなくしたので、今まで通りに「厳密に」とか「創造的に」で回答して欲しいのであれば、プロンプトに「厳密なトーンで回答してください。」とか「創造的なトーンで回答してください。」と加えてねとのことです。なんか面倒になった気がするのは気のせいでしょうか。まぁ大多数の人はタブをクリックしないでバランスよくの状態でプロンプトを入力していたから「それならいらなくない?」って話になったのであろうとは容易に想像できますが。