Sharepoint もExcelもCopilotによるHTML生成に対応
2026年9月~10月にかけてSharepoint OnlineやExcelでCopilotによるHTML生成に対応する機能が立て続けに発表されました。それについて解説します。
SharePointOnlineがHTMLに対応することを発表
これまでSharePoint Onlineのモダンページでは、独自のデザインや外部ウィジェットを埋め込む際に「Embed(埋め込み)Webパーツ」や「Markdown」などを活用していました。しかしながら制限が多く面倒だから、htmlをそのまま置きたいのにhtmlを置いてもページとして認識してくれなくてSPOを嫌いになった人も多いと思います。実は私もどちらかと言えばSPOのaspxとかいう拡張子は学習コストがかかるので嫌いです。「ノーコードだがローコードだが知りませんが、htmlくらい一瞬で理解できるので、コード書いた方が早くない?」って思っている派です。
今回のアップデートにより、SharePoint OnlineでHTMLの直接対応・サポートが強化され、ページの表現力とカスタマイズ性が大きく広がります。従来のSharePointモダンエクスペリエンスでは、セキュリティとガバナンスの観点から、任意のHTMLやJavaScriptを直接記述して実行することが厳しく制限されてきました。
今回のアップデートにより、以下のような改善・拡張が行われています(※テナントの設定やロールに依存する場合があります)。
- 柔軟なコンテンツ埋め込み: より安全かつスマートにHTMLコードをページ内に組み込めるように。
- デザインの自由度向上: 標準のWebパーツだけでは実現できなかったレイアウトや、自社製ウィジェットのシームレスな統合が可能に。
- 開発者・管理者負担の軽減: 従来必要だった複雑なSPFx(SharePoint Framework)ソリューションの構築を最小限に抑え、手軽にカスタムコンテンツを実装可能に。
このような改善が行われる背景には生成AI(Copilot)でページを作る時代となって、CopilotのベースLLMがaspxとかいう独自仕様のローコードファイルよりhtmlという誰もが簡単に書けるコードを作るのが得意なのでそれに合わせて、htmlに対応したと推察されます。つまりはCopilotでhtmlを書く前提で方針を大転換したと推察されます。ちなみに、マイクロソフトの公式の発表文によると「組織は既存のASPXページと並行してコンテンツを提示する別の方法を得ることができ、ユーザーはSharePointでより効率的に洗練されたWebコンテンツを作成できるようになります。」と書かれています。
javascriptはどこまで許容されるのか?
公式サイトにできること、できないことは載っているので参照してみて欲しいですがマイクロソフトが用意したCDNで5種(Chart.js、Mermaid、React、Fluent UI、Babylon)を利用することはできるようなので、この5種を使ったモダンな表現は可能なようです。もちろん、任意のフェッチ要求とかは許可されないので何でもできるわけではないですが、aspxを作るよりは有意義な時間が過ごせそうな予感がします。
いつから使えるようになるのか?
一般のテナントでは2026年11月中旬より展開が始まり2026年末までに完了する予定となっています。
なお、CopilotでHTMLページを作ってもらうのはCopilot有償ライセンスが必要ですが、HTMLファイルをアップロードするのはCopilot有償ライセンスはいらないので、別の生成AIに課金しているよっていう人はそっちにHTMLを作ってもらって自分でアップロードするという手もあります。
まさかのExcelもダッシュボードのためにHTMLに対応
こちらはまだ詳細な情報が公式サイトには掲載されていないのですが、GoogleがWorkspaceのGeminiを使ってスプレッドシート上のデータでダッシュボードを新しいシートに作るっていうのを動画などで盛んに「Geminiの売り」として宣伝していたわけですが、ほぼ同じ機能をCopilotでもできるようにするそうです。こちらも有償のcopilotライセンスが必要ですが、Copilotに「新しいシートにダッシュボードを作って」というようなプロンプトを入力すると新しいシートにインタラクティブなダッシュボードを作ってくれます。なお、今でもダッシュボードを作ってと頼めばExcelの機能内で頑張ってダッシュボードを作ってくれるので、新機能のダッシュボードなのか旧来の手法のダッシュボードなのか詳しくない人にはわかりにくいですが、新機能は「canvas」という名称の機能で新しく作られたダッシュボード用シートのシート名の横にCopilotが作ったとわかるようなキラキラマークがつくらしいので、そこで判断できます。
参考資料
マイクロソフト公式サイト「SharePoint で HTML ページを作成、アップロード、編集、公開する」
MC1485411



