【Copilot】企業向け(Entra ID向け)Copilotで日本語フォントより中国語フォントが優先される不具合
※11/20時点で私のテナントではこの不具合は解消しています。他のテナントでも徐々に解消されると予想されます。
2024年9月中旬より大型アップデートで新しいインターフェイスのCopilotに変わりましたね。
しかしながら、このCopilotの企業ユーザー向けインターフェイスには日本語ユーザーにとって可読性が低下する不具合が発生していることがわかりました。そこで解説します。
日本語フォントより中国語フォントが優先される不具合
まず原因ですが、アメリカの技術者に「日本語と中国語の漢字が一部共通の文字コードを使用していて中国語フォントを優先するようにCSSで指定されると日本語の可読性が低下する」なんて知っている人はいないと思うので、このような不具合が発生していると思われます。
どういうことかといいますと新しいCopilotのインターフェイスはCSSでfont-familyに
“Microsoft YaHei", “Meiryo UI"
というように中国語フォントのYaHeiを日本語フォントのMeiryoよりも前にわざわざ指定しているため例えば下図のような表記になってしまいます。
対策方法
とにかく、マイクロソフトにフィードバックを送って不具合を認識してもらいましょう。私はもちろんフィードバックを送信しましたが、何人も送らないと不具合だと認識してもらえない可能性が高いので、可読性が低いと感じている方は是非マイクロソフトにフィードバックを送って欲しいです。