【Excel】QRコードを作る方法

Python in excelでQRコードを作成する手順

ExcelにPython in Excelが導入されてQRコードが簡単に作れるようになりましたね。そこで解説します。

URLをQRコードにしたいのであればEdgeで作るのが簡単

Excelで作る方法を解説する前に、そもそもURLをQRコードにしたいだけであればEdgeで簡単にできます。

ただし、会社によってはIT管理者に機能を無効化されているので、その場合はExcelで作るのが良いと思います。また、URL以外の任意のテキストをQRコードにしたい場合もExcelがお勧めです。

EdgeでQRコードを作成する手順(動画)

Python in excelを使用してQRコードを作成

Python in excelを使用してQRコードを作成する方法を解説していきます。まずは自分が使用しているExcelが"Python in excel"が使用可能かどうかを確認します。数式タブに「Pythonの挿入」アイコンがなければ、あなたのExcelではPython in excelは使用できません。

Python in excelが使用できるExcelのバージョン

Python in excelが使用できるExcelは以下の条件を満たす必要があります。

  • Windows版のExcelアプリ
  • エンタープライズまたはビジネス版の場合は半期エンタープライズチャネル以外のチャネル
  • 個人またはファミリー版の場合はプレビューチャネル

Python in excelでQRコードを作成するコード解説

Python in excelでQRコードを作成するにはまず任意のセルに"=PY"と入力してPython in excelモードにし、下記のPythonコードを入力します。

import qrcode
txt = xl("H1")
qr = qrcode.make(txt)
qr.show()

続いて、H1セルにQRコード化したいテキストを入力します。

最後にPythonコードを入力したセルが出力した画像を特定のセルで表示させます。例えばA1セルにPythonコードを入力していれば、画像を表示させたいセルに"=A1.image"と入力します。

動画で解説

一連の流れを動画にしました。

参考資料

PyPIのqrcodeライブラリのページ