【Microsoft Office】Adobeボタンが消えない問題を解消する方法
パワーポイントやエクセル、ワードなどを使っていると現れるAdobe Acrobatボタンですが、パワーポイントやエクセル、ワードなどのネイティブ機能を使ってpdfを作っている人にとっては邪魔なボタンと感じますよね。そこで消そうとするのですが、これが消しても消しても復活するという不具合が一部のPCでは発生するようです。私のPCでもこの現象が発生し、正規の方法では消せなくなってしまいました。そこで非公式の方法で消すことができたので、紹介します。
【正規】Adobeボタンを消す方法
とはいえ、いきなり非公式のサポートされない方法を紹介するのも気が引けるので、まずは正規の方法を紹介します。この方法で消してもすぐに復活してしまう方は非公式の方法を試してください。
- パワーポイントやエクセル、ワードを開く
- 「ファイル」→「オプション」をクリックして、オプション画面を開く
- 左側の「アドイン」タブをクリック
- 管理のところのドロップダウンリストから「COMアドイン」を選び、「設定」ボタンをクリック
- 「PDFMaker.OfficeAddin」のチェックボックスでチェックを外し、OKをクリック
アドイン名は(Acrobat PDFMaker Office COM Addin)などと表記されるバージョンもあるようです
以上の方法で本来はAdobeボタンが消えて二度と表示されないはずなのですが、不具合で数日後にはAdobeボタンが復活してしまい、何度消しても復活するという現象に見舞われる方がいます。
動画
正規の方法を動画で紹介します。
※当サイトはマイクロソフトやAdobeおよびその販売代理店などとは一切関係ありません。
非公式の方法
非公式の方法を試してみてくださいと書きましたが、非公式の方法を行うとサポートを受けられなくなるので自己責任になってしまいます。今回の方法はフォルダ名を変えるだけの方法でメモしておけばすぐに元に戻せるので、どのフォルダ名を変えたかをメモしておくことをお勧めします。また、フォルダ名を変えるとアップデートに不具合が生じる可能性があるため、1か月に1回はフォルダ名を戻して手動アップデートを行うことをお勧めします。
フォルダ名を変更する方法
- 開いているパワーポイントやエクセル、ワードアプリを全て閉じます。
- “C:\Program Files\Adobe\Acrobat DC\PDFMaker"フォルダに移動します。
- 「Mail」というフォルダを「Mail_disable」に「Office」というフォルダを「Office_disable」に変更します。
※フォルダのアドレスはAcrobatのバージョンによって変わります。