【Copilot】企業向け無課金Copilotの名称が遂に決まったみたい
企業版Copilotで追加料金払ってない人向けのバージョン(いわゆる無課金Copilot)の名称変更が発表されましたね。そこで解説します。
企業向けCopilotの分かりにくい仕様と料金形態
Microsoft Copilotと言えば、会社でMicrosoft365が入っていて特に選択肢も与えられず「生成AI使いたいならCopilotならいいよ」と言われ、とりあえず使ってみている人が多いと思います。そんなわけで特にプランとかに興味もなく、なんかチャットは無料で使えるけど、パワポとか作ってもらうのは有料らしいくらいの認識の人がほとんどのことでしょう。ましてや名称などどうでもいいと思っている方が多いでしょう。ただ、この名称がちゃんと決まってくれると検索とかしやすくなるし、そもそも区別しやすい名称がないと生成AI自体にもこういう利用形態があるということがインプットされないと思うのですよね。というわけで、名称が決まって良かったです。
2025年1月中旬から企業向け無課金Copilotの名称は「Microsoft 365 Copilot Chat」となるそうです。ちなみに、有償版Copilotの名称は「Microsoft 365 Copilot」です。これは、結局区別しにくいですね。
では、これまでの名称の変遷を振り返ってみましょう。振り返ると下表の通りです。
無課金版は雑な扱いをうけている
名前の変遷からもわかるように無課金版に対しての熱意は特に感じられません。まぁキャッシュを生まない扱いなのでしょうがない面もあるとは思いますが。無課金版は仕様もコロコロ変わって、2024年10月くらいからは画像アップロード機能がなくなるというグレードダウンも経験しています。画像アップロード機能は2025年1月に復活予定だそうですが、特に予告期間もなく急に機能がグレードダウンしたので、やはり無課金版はそんな扱いなんだなと個人的には感じました。
ネガティブなことを書きましたが、一応企業向け無課金Copilotのいい所も紹介しておくと、GoogleのGeminiは企業向け無課金版では添付ファイル機能は一切使えないそうですが、Copilotの方は企業向け無課金版でも添付ファイル機能が使えます。そんなわけで、Google Workplaceさんがもっといい機能を無課金版で提供してくれたら、企業向け無課金Copilotもより高機能になるかもしれませんね。
参考資料
MC958903