【Copilot】ノートブック機能の廃止が予告される
2024年9月中旬からCopilotのノートブック機能の廃止がさりげなく発表されました。そこで解説します。
目次
会話のスタイルの選択と同様にFAQに一言記載して、廃止するつもりの様に見受けられる
「厳密に」とか「創造的に」とかを選べるタブも公式サイトのFAQに一言記載して2024年7月より順次廃止されましたが、ノートブックに関しても2024年9月中旬より廃止予定と一言書かれています。
特にSNSなどでアナウンスする気はなさそうですので、2024年9月中旬よりマイクロソフト365を利用している会社のIT管理者に問い合わせが増えることが予想されます。
Microsoftサイトに記載されている原文
Features that will no longer be available:
- Tone selector: Let users select one of a few preset tones for Copilot’s response. Without tone selector, if a user wants Copilot to respond in a specific tone, they can specify the tone as part of their prompt.
- Notebook: Let users iterate and refine their prompts in multiple turns.
- Compose (Copilot in Edge): Provided a template for users to draft content in different tones, formats, and lengths. Without this feature, users can edit text using Rewrite in Microsoft Edge.
- Copilot button (Microsoft Edge mobile application): The dedicated Copilot button in the Microsoft Edge mobile application. We recommend that users with Entra accounts use the Microsoft 365 mobile application to access Copilot for work or education.
2024年2月にロールアウトされたばかりの機能
Copilotのノートブックは2024年2月にロールアウトされたばかりの機能です。9月中旬から廃止となると半年程度しか持たなかった機能となります。廃止の理由についてはとくに触れていませんが、ノートブック機能のうりは1万文字を超える文字を入力可能だったことです。しかし、課金してCopilot for Microsoft365のライセンスを得ればCopilot in Wordでは8万文字まで要約可能ということで、実は課金ユーザーにとってはノートブック機能はもはや必要ない機能になっていたことが原因ではないかと推察されます。