【Copilot】画像アップロード(添付)が使用できなくなったのは仕様です

Copilot 画像アップロード機能が最大2024年12月まで使用できなくなる

2024年9月からMicrosoft Copilotの大型アップデートが始まりましたね。それに伴って画像ファイルをCopilotに読み込ませる機能が最大数カ月使えなくなることが発表されました。そこで解説します。

大型アップデートを急ぐあまり、企業アカウントの無課金ユーザーは最大3か月 画像アップロードが使えなくなる

Microsoft CopilotおよびMicrosoft 365 Copilotは2024年9月中旬に大型アップデートしました。Copilotに数千円/月の追加料金を払ってMicrosoft 365 Copilotのライセンスを持っている人だけでなく、M365だけ契約してCopilotには追加料金を払っていないいわゆるCopilot無課金ユーザー(企業アカウント)のCopilotも新しいユーザーインターフェースや新機能が使えるようになりました。例えば、大きな変更としてはEntra idでログインしていれば、個人向けのCopilotに間違って入力してもエンタープライズデータ保護のCopilotに自動でリダイレクトしたり、Copilot Pagesが使えるようになりました。

しかしこれらの華々しい大型アップデートの影に隠れて実は最大3か月間特定の機能で不便を強いられることがわかりました。それはCopilotに画像をアップロードしてソースとして使用する機能が最大で2024年12月まで復活しないということです。しかもこの画像アップロード機能はMicrosoft 365 Copilotのライセンスを持っているユーザーは既に使用できるようになっているようで、私が話を聞いた日本マイクロソフトの方も無課金ユーザーが2024年10月現在画像アップロード機能を使用できないことを認識していないようでした。

マイクロソフトの公式サイトには下記のように記載されており、2024年12月までに画像アップロード機能は新しいMicrosoft Copilotでも使えるようになる予定と記されております。

Features not immediately available (with the timeframe of their anticipated return):

  • Image upload (Q4 2024): Lets users take photos, or upload or copy and paste images into Copilot to use in a prompt.

参考資料

Microsoft Copilot FAQ(USA版)