洗濯槽クリーナー SK-1
日立の高級洗濯槽クリーナーSK-1を使ってみたので、感想を書き留めておきます。
洗濯物に付着するホコリ対策で洗濯槽クリーニングを決断
今使っている洗濯機は買って1年半くらいなのですが、洗濯物にホコリが付着するようになってしまいました。
まず糸くずフィルターを掃除したのですが、どうやら私の洗濯機は糸くずフィルターの裏側に溜まっているゴミはとれないよう。というか、毎回糸くずフィルターを掃除すれば裏側にはゴミが溜まらない仕様みたいなのですが週1回くらいしか掃除していなかったので裏側にまでゴミが溜まってしまいました。
それで、これをどうすればとれるか色々調べたところ、日立が作っている高級洗濯槽クリーナーを使えばゴミもとけるみたいな口コミが書いてあったので、試しに使ってみることにしました。
1回1700円(税込)の高級洗濯槽クリーナー
洗濯槽クリーナーは色々な会社が出していて価格競争が激しく、大手ドラッグストアに売っているのは税込500円もしないものがほとんどですが、日立やパナソニックや東芝が自ら作っている洗濯槽クリーナーは大体家電量販店で販売していて価格が税込1500円以上(1回分)というとても強気な価格設定になっています。
ただ、口コミとかを読んだ感じでは、この高級クリーナーを使った方が汚れが取れると書いてあったので購入しました。
ユシロ化学工業が製造
日立が発売元ではありますが、製造元はユシロ化学工業株式会社でした。
記載された成分は 次亜塩素酸ナトリウム、防食補助剤(ケイ酸塩) の2つだけでした。
例えば、ジョンソンが出している洗濯槽クリーナーにもこの2つの成分は入っているので、なぜこの商品がこんなに高価でなおかつ効果があると言われているのかよくわからず怪訝に思いました。
洗浄に11時間かかる
この洗濯槽クリーナーは11時間かけて洗浄することを推奨しています。1回1700円もしたので、短い時間にして効果がなかったら元も子もないと思い、11時間かけて洗浄しました。
髪の毛は溶けるが、ホコリ由来のゴミ全部が溶けるわけではない
11時間かけて洗浄した結果、糸くずフィルターの裏側に溜まっているゴミはとれていませんでした。
結局、小さめのフォークを使って物理的に書き出してゴミはとりました。
洗濯槽クリーナーの効果が0だったかというと、ゴミを絡み付けていた髪の毛は完全に溶けていたのでゴミがとりやすくなったという効果はありました。しかし、ゴミが全部溶けるという話は私の洗濯機では実現できませんでした。髪の毛は溶けるので、髪の毛由来のゴミだけでも溶かしたい人にはお勧めです。
ちなみに、11時間洗浄中の塩素の匂いはそこまで大したことなかったです。私のマンションの構造上洗濯機のある部屋に24時間換気用の換気扇が付いていたため、換気されて塩素の匂いがこもることはなかったようです。
また、洗浄後に洗濯槽に塩素の匂いが残るということもありませんでした。