【Teams】ブレークアウトルームを参加者が選べる機能が搭載予定

2024年9月からブレークアウトルームを参加者側で選べるようになることについて

2024年10月からTeamsにおいてブレークアウトルームを参加者が選べるようになる変更が加えられる予定と発表されましたね。そこで解説します。

今までのブレークアウトルーム

ブレークアウトルームとは大人数で会議した場合に意見がまとまらないといった弊害があると思いますがそれを解消するためにブレークアウトルームという小部屋を何個か作ってそこで少人数のグループに分かれて話し合ってもらうケースがあります。Teamsではブレークアウトルームを作るのはTeams会議をたてた開催者で、ブレークアウトルームに各参加者を割り当てるのも開催者でした。つまり、ブレークアウトルームを作ると開催者の仕事が多くなるというデメリットがありました。

参加者が選べるようになることで開催者の負担軽減になる

そこで今回の変更では開催者の作ったブレークアウトルームから参加者がどのブレークアウトルームに行くか選べるようになるそうです。従って、開催者がわかりやすい名前をブレークアウトルームにつけて参加者にここに行ってとその場で伝えれば、いちいち一人一人にブレークアウトルームを割り当てなくても自発的に必要なブレークアウトルームに移動してもらえ、開催者の負担が減るということです。

ブレークアウトルームを参加者が選ぶ手順

実装予定

2024年10月からロールアウト予定で、政府系以外のテナントは10月末までに、政府系テナント(GCC High, DoD)は11月末までに変更が完了予定だそうです。テナント管理者による設定は必要なく機能が有効になるそうです。

※実装予定は数カ月遅延することがしばしば起きますので、あくまで予定と考えた方が良いでしょう。

参考資料

M365 RoadMap