【2025年】Windows 11 25H2でクラウドストライク-ブルースクリーン事件対策が盛り込まれるかも
2025年も8月に突入したということで、Windows11 25H2のリリースもあと数か月といったところでしょうか。ところで、そのWindows11 25H2に昨年の7月に発生したクラウドストライク・ブルースクリーン事件が再び発生しないようにするための対策が盛り込まれる可能性があるそうなので、解説します。
管理者権限なしで使える機能の拡充
クラウドストライク・ブルースクリーン事件の要因の一つとして考えられるのが、セキュリティソフトウェアはほとんどがWindowsのカーネルにアクセスしない機能ばかりです。しかしこのような設計がセキュリティソフトウェアのバグ由来の事故を引き起こす要因となっているため、バージョン25H2からはなるべくカーネルにアクセスしないでセキュリティソフトウェアが機能するようなapiを提供する仕組みを考えているようです。
この「なるべくユーザーモードでセキュリティソフトウェアが機能する」ようにする施策はクラウドストライク・ブルースクリーン事件の対策であるWRIの4つの施策の1つとなっています。
今後、セキュリティソフトウェア起因で起動しなくなる現象が発生しにくくなるとありがたいですね。