【Teams会議】Q&Aで個別返信(プライベート返信)が可能になる
2025年1月末からTeams会議のQ&Aで参加者からの質問に対して質問した人にしか見れない個別返信が可能になると発表されましたね。そこで解説します。
個別返信(プライベート返信)とは?
例えば、色々な顧客をまとめて集めてセミナーを開いたときにQ&Aで他の顧客に話しにくい内容を聞かれることとかありますよね。そうした時に、あとで各顧客の営業担当から連絡しますと答えるという方法もあるのですが、それだと短気なお客様の場合に顧客満足度が下がることが予想されるのでできればその場で返答したいということあります。そんな時に役立つのが今回紹介する個別返信(プライベート返信)機能です。
Teams会議中に質問したお客様にだけ回答内容が見られる状態で回答できます。
そもそも「ライブイベント」にはあった機能で「タウンホール」にはなくて不評でした
この個別返信(プライベート返信)機能は実はTeamsライブイベントには存在した機能でした。そしてライブイベントを代替するはずの「タウンホール」ではなくなった機能でした。そのため、一部の方からは不満の声が上がっていました。今回、Teams会議にこの個別返信(プライベート返信)機能ができることでTeams会議とほぼ同じエクスペリエンスとなっているタウンホールでも同じことができるようになると予想されます。
設定
設定で個別返信(プライベート返信)機能をONにする必要があります。
Q&AをONにする
- Teamsカレンダーで自分が開催者の会議を開きます
- 会議のオプションをクリック
- Q&AのトグルをONにする
- 保存をクリック
個別返信(プライベート返信)機能をONにする
- Teams会議に入る
- Q&Aボタンをクリック
- Q&Aエリアの右上の設定ボタンをクリック
- 「出席者の会話をモデレートする」をクリック
なお「出席者の会話をモデレートする」を有効にするとQ&Aで質問された内容1件1件を全員に公開するか非公開のままにするかを選ぶ必要があります。したがって、質問量によっては発表者一人で対応するのが困難になると予想される時には共同開催者権限を与えて手伝ってもらう人を選定しておくと良いと思います。
実装時期
2025年1月末に一部テナントで実装開始、2月初旬に全テナントに実装予定となっております。
参考資料
MC952893