Copilot Wave3発表 -Cowork-
2026年3月にMicrosoft 365 Copilot Wave3が発表されましたね。そこで解説します。
Copilot Cowork
今回のWave3の目玉は「Copilot Cowork」という機能です。これはCopilotチャット上で指示を出したら、メールの文面も宛先も考えてドラフトを作ってくれてチャット画面上で送信ボタンをクリックすれば送信できたり、会議の日程調整も考えてくれてチャット画面上でインビテーションを送るボタンをクリックすれば会議も設定できたり、とにかくCopilotチャット画面で全てが完結するように設計された機能です。


驚いたのはAnthoropicと共同開発という点
一番驚いたのは新機能をAnthoropicと共同開発したという点ですね。Open AIだけのモデルを使うのは辞めてClaudeも使えるようにしたというのは知っていましたが、そもそもOpen AIがこんなに大きな飛躍を遂げたのはMicrosoftが投資をして大規模なモデルでLLMを作るためにサーバーを貸してくれたりしたからでした。なのでOpen AIがいないことを前提とした新機能を作ったという点は非常に象徴的な出来事のように感じました。
2025年から「Open AIはAI時代のネットスケープだ」と言われるようになってきました。インターネット時代の幕開けにネットスケープというプラウザで覇権をとっていた企業があったのですが、結局その後マイクロソフトが標準搭載したインターネットエクスプローラーに負けて、有料ソフトというビジネスモデルを捨ててFirefoxというオープンソースプロジェクトに移行し、今やネットスケープやFirefoxを知っている人はごく一部となってしまいました。Open AIもネットスケープと同様にGoogleやMicrosoftに負けて、20年後にはOpen AIやChatGPTを知っている人はごく一部になるだろうという予測です。この話を聞いたときにMicrosoftがGPTモデルを優先的に使う限りはまだ可能性が低いのかなと私は思っていたのですが、今回のWave3でMicrosoftが新機能をAnthoropicと共同開発と聞いて、可能性がグッと高まったと感じました。「Open AIはネットスケープになる」という言葉は前にも増して現実味を帯びてきました。
リリース予定日
具体的にいつ正式リリースするかはまだ発表されていませんが、現状はフロンティアプログラムでの提供であることから、あと半年はかかると予想されます。なので当サイトでは2026年秋ごろと予測しています。




