【M365】メールが有効なセキュリティグループにするかメールは無効なセキュリティグループにするか

2025年2月28日

メールが有効なセキュリティグループについて

そこそこの規模の会社ですとM365でセキュリティグループを作ると思います。そこでよく話題に上がるのがメールが有効なセキュリティグループにするかメールは無効なセキュリティグループにするかという話です。

それでメールは無効なセキュリティグループにするメリットとして2022年以前に投稿された記事ですと「セキュリティグループ全員にメールを送れるメーリングリストができる」が挙げられていることが多いです。しかしながら、2023年以降はもっと重要なメリットが存在します。それはTeamsのチャット機能で宛先として追加可能なのは「メールが有効なセキュリティグループ」の方だけで、「メールが無効なセキュリティグループ」は追加できないということです。

表で状況をまとめると以下のようになります。

ビジネスSNSとしてTeamsを使用しているあるいは将来使用する可能性がある場合は「メールが有効なセキュリティグループ」を作っておいた方がグループチャットを作りやすくなり、社内コミュニケーションが円滑になると期待されます。

そんな仕様あったっけ?と戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの「メールが有効なセキュリティグループ」だけチャットの宛先に追加できる仕様は2023年1月頃に全テナントに適応されました。なので、それ以前に仕様を学ばれた方は知らないケースが多いです。

メールが無効なセキュリティグループは何のためにあるのか

「メールが無効なセキュリティグループ」はEntra IDの情報に基づいてルールを設定しておけば自動でユーザーのグループへの登録・脱退処理を行えるというメリットがあります。管理アカウントが持っているライセンスにもよる(Entra ID P1と呼ばれるライセンスが必要)そうなのですが、「メールが無効なセキュリティグループ」は例えばEntraIDに部署情報を付与していてちゃんとメンテナンスしていれば、部署情報が変わったら古い部署のセキュリティグループからは脱退処理をして、新しい部署に登録処理をするということを自動で行うことができます。このようなEntraIDの情報に基づいた自動のグループメンテナンスはメールが有効なセキュリティグループでは行えません。そういう意味で「メールが無効なセキュリティグループ」も使いどころはあります。

参考資料

Microsoft 365 Learn

MC408435