【2025年3月】Python in ExcelがExcel for the webでも使用可能に
2025年3月にPython in ExcelがExcel for the webでも使用可能になったと発表されましたね。そこで解説します。
今まではWindowsのアプリ版でしか使用不可だった
2024年にExcelの新機能として話題になったPython in Excelですが、実は2024年の段階ではまだWindowsのアプリ版でしか使用できませんでした。Python in ExcelはPythonの計算結果をキャッシュとして残さない仕様のため、毎回開くたびにPythonの計算をサーバーに問い合わせをかけることからMacで開くとPythonの計算結果が表示されずにWindows間でしかやり取りできない仕様でした。また、Windowsでも半期エンタープライズチャネルのユーザーはまだ使用できないため、取引先がPython in Excel使ったシートとかを送られてくると半期エンタープライズチャネル側は困るといった事態も起きていました。
3月からExcel for the webで使用可能に
正確には2025年1月から展開が始まっていたようですが、3月には全てのエンタープライズ・ビジネス向けユーザーの Excel for the webでPython in Excelが使用可能になったようです。(個人のM365ユーザー向けExcel for the webも私の環境ではPython in Excelが使用可能になっていました。)

例えば、上の画像でグラフを作りたいのであればPython in Excelボタンをクリックした後に↓のコードを入力してコントロールボタン+エンターキー押せばサーバーに計算要求がいって、結果が返ってきます。
# Python in Excelで日本の就業者数推移グラフを作った例
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot(xl("A3:A20"), xl("B3:B20"))
plt.xlabel('年', fontname="Meiryo")
plt.grid()
plt.ylim(6000,7000)
plt.xlim(2002,2019)
plt.ylabel('日本の就業者数(万人)', fontname="Meiryo")
plt.title('就業者数推移', fontname="Meiryo")
plt.xticks(rotation=90)
2025年3月時点でPython in Excelが使用可能な環境一覧
2025年3月時点でPython in Excelが使用可能な環境は以下です。(ビジネスユーザー)
- カレント(最新)チャネルのWindowsアプリ版、Version 2407 (Build 17830.20128)以降
- 月次エンタープライズチャネルのWindowsアプリ版、Version 2408 (Build 17928.20216)以降
- Excel for the webのエンタープライズまたはビジネスユーザー
- (Mac向けアプリのベータ版、Version 16.95 (Build 25021921)以降)
Python in Excelって何?って人向け
別記事で紹介しているので、興味ある方は読んでみて下さい。