【Outlook】Teamsデスクトップアプリをインストールしていない端末ではTeamsへの共有ボタンが機能しなくなる

2025年9月からTeamsデスクトップアプリをインストールしていない端末でOutlookアプリの「Teamsへの共有」ボタンを使用してもTeamsデスクトップアプリをインストールするように促すページにリダイレクトさせるだけで、ボタン自体は機能しなくなる更新が始まると発表されましたね。そこで解説します。

そもそもOutlookアプリでの「Teamsへの共有」ボタンとは?

「Teamsへの共有」ボタンとはメールとかをそのままTeamsの個別チャットとかチームのチャネルに投稿したりしてメール内容を簡単に共有できる便利なボタンです。

これまではTeamsデスクトップアプリをインストールしていなくても、WebベースのTeamsを使って共有することができました。

2025年9月22日からTeamsデスクトップアプリをインストールしていない端末では機能しなくなる

見出しに書いた通り、2025年9月22日から「Teamsへの共有」ボタンを使いたい場合、Teamsデスクトップアプリをインストールすることが必須になります。もちろん自分専用の端末であれば、インストールしている方が多いと思いますが、共有PCとかですとWebプラウザでTeamsにアクセスできるからデスクトップアプリはインストールしていないというケースもあるかと思います。共有PCの場合は自分が管理者ではない場合はデスクトップアプリをインストールしてほしいとも言いづらいケースもあるでしょうし、ちょっと不便になることが予想されます。

OutlookアプリでTeamsへの共有ボタンが機能するための条件が変更

対象端末

TeamsのデスクトップアプリをインストールしていないPCで以下のOutlookアプリを使用する場合に発生します。

  • Outlook for Windows(新バージョンおよびクラシック版)
  • Outlook for Mac(新バージョンおよびレガシー版)
  • Outlook Web App(OWA)

適応時期

2025年9月22日から始まり、10月3日には全てのユーザーへの適応が完了する予定となっております。

参考資料

MC1140180

Microsoft 公式サイト