東京都立図書館
地元の区立図書館に探している本がなくて、東京都立図書館に蔵書があることに気付き、利用しました。
新型コロナの影響で予約しないと入れないとのことだったので、郵送複写サービスを利用しました。
郵送複写サービス概要
利用条件
- 利用者情報登録を行っていること(オンラインですぐできます)
- 東京都在住
- 目的が個人利用であること。(送付先が個人の住所でない場合NGとなります。)
- コピー代金と送料は前払い
手順
実際利用してみてわかった手順を載せます。ただ、2020年8月現在のものなので最新の手順は公式ホームページで事前にチェックすることをお勧めします。
- オンラインで利用者情報登録をする
- ポータルサービスに移動
- ログインする
- 「郵送複写申し込み」タブをクリック
- 複写したい文献の情報を記入し、決定ボタンを押す
- 登録したE-mail宛てに「郵送複写申込を受け付けました。」という内容のメールが送られてくる
- 数日中に請求書と送料の切手を入れる返信用封筒が登録した住所に送られてくる
- 請求書を使い、コピー代金をペイジーまたは郵便局、ゆうちょ銀行、東京都公金取り扱い金融機関で支払う。
※この時にペイジー以外で支払うと支払いの確認に時間がかかり実際のコピーが自宅に届くまでに3週間程度かかるそうです。 - 返信用封筒に84円切手を貼り、中に複写物の送料(いくらの切手が必要かは請求書と同封の書類に記載してある)分の切手を入れ送る
- 確認がとれると複写物が送られてくる。
会社などで利用する目的で複写したい場合
「研究調査」が目的であれば国立国会図書館の遠隔複写サービスの機関利用を利用できます。ただ「研究調査」が目的でない場合、例えばクライアントとの打ち合わせで見せるなどといった場合は利用できません。
そうした場合は本を買うのが一番手っ取り早いですが、とても高価な本でしかも利用したいのは本の1/100くらいしかない場合や絶版の本の場合は「メデックス・ジャパン」といった著作権料を複写料と別途徴収し、著作権処理してくれる会社があるので、そこに複写依頼するのがお勧めです。
私も会社で複写するときにメデックスに頼んだことがありますが、著作権料で数千円とられたりするので(著作権物によりますが)、安い本なら買った方がいいです。
※著作権の解釈は非常に難しい問題ですので、気になる方は法律の専門家にご相談することをお勧めします。