【Outlook】スケジュールでもオートマッピング機能が実装
2025年5月からOutlook(New)アプリにおいてスケジュールのオートマッピング機能が実装されることが発表されましたね。そこで解説します。
オートマッピング機能とは?
「オートマッピング機能って何?」と思う方が多いと思います。スケジュールを地図で表現してくれるわけではありません。テナント内のフルアクセス権のあるメールボックスを自動で探してOutlookに表示してくれる機能のことです。例えば、自分のメールアドレスのメールボックスは当然ながらOutlookに表示されるようにしていると思いますが、それ以外にも共有のメールアドレスがあるとします。そうするとOutlookアプリにおいて自動でフルアクセス権のあるメールアドレスのメールボックスも表示されるようになります。この機能をオートマッピング機能と呼びます。
それで今回はスケジュールに関するオートマッピング機能なので、フルアクセス権のある共有のメールボックスに紐づけられたスケジュール(会議室予約とか備品予約に使っていたりするやつです)が自動で追加されるようになります。
自動で追加されるといっても、表示・非表示は簡単にできるのでそこまで不安にならなくてもいいとは思いますが、勝手に追加されると「身に覚えのないものが追加されたけどウィルスなのでしょうか?」といった問い合わせが増えたりするので頭の片隅には入れておいた方がいいと思います。
いつから実装されるのか?
ターゲットリリース:2025年6月初旬までに適応予定
一般:2025年7月初旬までに適応予定
混乱を防ぐために
混乱を避けるには必要以上に共有のメールアドレスにフルアクセス権を与えないようにするというのも手です。