【Teams】同時通訳者がいるTeams会議で通訳者の音量を自由に変えられるようになる
Teamsで2024年10月から同時通訳者機能を使用している会議で同時通訳者の音量を参加者が自由に変えられるようになる機能が追加予定と発表されましたね。そこで解説します。
同時通訳者のいるTeams会議
まず、同時通訳機能について説明しますが、気軽な会議ですとリアルタイム文字起こし機能とか使うので、同時通訳者がいることは少ないと思いますが、そこそこ上の役職の方が参加される場合などには同時通訳者が参加する場合もあります。そんな時に同時通訳機能を使用するとオリジナル言語と自分の聞きたい言語が参加者が同時に聞けるようになります。同時通訳機能は会議の主催者が機能をONにして、同時通訳者の方に通訳者のロールを与えることで使用できます。
オリジナルの発表者と通訳者の音量
今までは同時通訳機能を使っても、ソフト側で自動でオリジナルの発表者の音量と通訳者の音量を決めておりました。もちろん、通訳者の音量の方が大きくするように自動設定されるのですが、通訳者の方の地声が小さいとかマイクの性能がイマイチとかそういった理由で通訳者の声がオリジナルの発表者に負けて聞こえづらいといったことも起こりえる状態でした。
今回の同時通訳者とオリジナルの発表者の音量の比率を参加者側で変えられるようになる変更により、参加者がオリジナルの発表者の声をもう少しよく聞きたい場合や通訳者の声が聞きづらい場合などにこの機能で不満が解消されると期待されます。
実装予定
2024年10月よりロールアウト予定だそうです。